サインの基礎知識
公共サインとは、不特定多数が利用する公共性の高い案内・誘導標識などのことを言います。
その性格上、基礎自治体などの公共団体が設置することが多く、まちの構造や施設配置をわかりやすく表示して、利用者の移動を支援するための重要な装置となっています。このほか、地域のアイデンティティを示す効果もあると考えられ、シティセールスなどの目的で地域の歴史性や回遊を促す公共サインを整備することもあります。
近年では、「移動円滑化(高齢者や障害者なども移動しやすい環境を整える公共福祉政策)」や「ユニバーサルデザイン(だれでも利用可能な意匠や配慮)」、「街並み景観(街並みと調和したデザイン)」といったコンセプトも求められています。
加えて、公共サインは、まちの情報を伝える「情報発信装置」であることから、古い情報や誤情報を放置することは許されません。常に最新の情報に更新することが必要で、そののためには設置者が、サインに掲示している内容を把握しておくこと(管理台帳の適正な管理・運用)とともに定期的な情報更新作業(維持管理)が必要となります。
さらに、公共サイン計画には、これらの公共サインを統一的・体系的に整備するために、配置計画や本体・表示デザインなどの基準を定め、地域として魅力的な景観を維持しつつ利用者の利便性を向上させる目的で策定されています。
これまでの公共サイン計画は訪れた人を案内し、目的地まで適切に誘導するという視点で計画されることが大半です。これからもその目的は変わりませんが、まちづくりにおいてサインが担う役割はもう少し大きくなっているように感じます。今後、サインを有用・有益な社会インフラとして活用していくためには、次の視点も必要となっています。
〇回遊を促す
目的地までの最短距離を示すだけでなく、回遊を促すことによって交流人口を増加させ、まちを活性化させる
〇他の媒体と連携する
"来訪者のほとんどがスマートフォンを所持し、スマホの地図を利用しているからといって、フィジカルなサインが不要であることにはなりません。スマホの地図は利用者を目的地まで間違いなく届ける機能に優れ、回遊を促す機能を備えていない。フィジカルサインとスマホを連携させることで実現できるコンテンツを検討する必要があります。"
〇情報を収集する装置
サインは情報を発信する装置でありますが、様々な機材を付加して情報収集する装置として活用することも可能。たとえば目の前を横切った人数を自動的にカウントし通行量調査を行ったり、通学路の安全確保のためカメラを設置したりといったことも考えられます。様々な用途に使用できることが可能であり望ましい。
〇安全を確保する
災害大国・日本では防災の意識を常に持っておく必要があります。サインに避難場所やいざというときの行動指針が書かれていると、来訪者にとっては適切な情報となり、地域住民にとっては防災意識を常に持つきっかけとなります。
〇ユニバーサルデザイン
インバウンド需要の高まりとともに多くの外国人が日本にやって来てきます。訪日外国人などを含めて様々な人々に対するサインのユニバーサルデザイン化を進めていくことが必要となってきています。単に多言語化するのみではなく、お勧めするスポットなどをフィジカルなサインから発信することで、その場所(サイン)から近い場所に立ち寄ってもらうという観点を最大限に活かす観光案内も可能となります。
〇回遊を促す
目的地までの最短距離を示すだけでなく、回遊を促すことによって交流人口を増加させ、まちを活性化させる
〇他の媒体と連携する
"来訪者のほとんどがスマートフォンを所持し、スマホの地図を利用しているからといって、フィジカルなサインが不要であることにはなりません。スマホの地図は利用者を目的地まで間違いなく届ける機能に優れ、回遊を促す機能を備えていない。フィジカルサインとスマホを連携させることで実現できるコンテンツを検討する必要があります。"
〇情報を収集する装置
サインは情報を発信する装置でありますが、様々な機材を付加して情報収集する装置として活用することも可能。たとえば目の前を横切った人数を自動的にカウントし通行量調査を行ったり、通学路の安全確保のためカメラを設置したりといったことも考えられます。様々な用途に使用できることが可能であり望ましい。
〇安全を確保する
災害大国・日本では防災の意識を常に持っておく必要があります。サインに避難場所やいざというときの行動指針が書かれていると、来訪者にとっては適切な情報となり、地域住民にとっては防災意識を常に持つきっかけとなります。
〇ユニバーサルデザイン
インバウンド需要の高まりとともに多くの外国人が日本にやって来てきます。訪日外国人などを含めて様々な人々に対するサインのユニバーサルデザイン化を進めていくことが必要となってきています。単に多言語化するのみではなく、お勧めするスポットなどをフィジカルなサインから発信することで、その場所(サイン)から近い場所に立ち寄ってもらうという観点を最大限に活かす観光案内も可能となります。
公共サインはまちで統一的に整備されることが、景観上や情報発信上好ましい。
しかしながら現状では、サインは、事業毎に整備担当部署が分かれていることが多く、サイン本体の仕様や表示に一貫性がないことが多く、結果として美観を損ねたり、利用者の混乱を招いたりすることがあります。
新規に立案される公共サイン計画においては部署横断的に関係者が協議し、デザイン・仕様、また、施設表記の統一などを進めることが望ましい。さらに、公共サインは、その地域に不慣れな来街者が目にすることが多く、その意味では、まちの印象を左右するツールにもなります。
常時屋外に置かれている状況から、汚れたり、壊れたりすることも多いため、定期的な清掃や点検が必要となります。
本体は年に1回程度の保守点検を行い、不具合の解消や塗装の部分補修、破損状況の確認・修繕を行うことが望ましいです。表示面については、変更があった施設(新設された施設や名称変更、除却された施設など)を抽出し、表示データの校正を行い、速やかに部分修正用シートを作成し変更に対応することが望ましいです。
表示面の褪色や経年劣化による汚損、部分修正による見苦しさを解消するため、概ね5年(3~5年)に一度、表示板の全面更新を行うことが望ましい。
その際に表示データと現地の状況を突合させデータ自体を最新にアップデートすることが必要です。
・主材料・副材料
〇スチール
普通鋼のこと。形状によって条鋼、鋼板、鋼管などがあります。最も一般的に使用される金属で、加工性に富みますが、防錆処理や塗装による表面の保護が必要であり、数年ごとに再塗装などのメンテナンスが必要となります。
〇ステンレス
従来の普通鋼の「錆びる」という欠点を補うために開発された合金鋼です。表面保護のための塗装が不要であり、表面研磨の違いによって表情を持たせるのが一般的です。
〇アルミ押出型材
軽量で高強度のアルミを圧縮して、ダイスと呼ばれる金型から押し出すことで成型された管状の金属素材。断面形状を複雑にすることが可能で、それによって必要な強度や機能を持たせることができます。同じ断面形状の管を大量に使用すると発揮しやすい。場合にはボリュームメリットを発揮しやすい。
〇石材
サインの化粧として一般的に使用される天然素材。地場産の石材を使用することによって地域性を演出しやすい一方、加工精度や構造的な安定性に劣るところがあり、また、重量があるため運搬費用がかさんで高価になる傾向があります。
〇コンクリート
一般的は建設資材でもっとも調達しやすい材料の一つ。サインのような小さな製品は工場で製造するプレキャストコンクリート(PCコンクリート)を使用するのが一般的です。PCコンクリートとすることで密度が高く精度の高い製品を製造することが可能です。
〇擬石
コンクリートの材料に意匠性の高い砕石を混ぜることによって、天然石に似せてつくった人造石の一種です。
〇木材
自然景観にマッチする天然素材で、非常に好まれる素材です。日本の高温多湿な環境では経年劣化、腐朽や虫害を受けやすく、防虫・防カビ・抗菌・防水加工が必須です。このような加工を行っても数年ごとの更新が必要な場合があります。
〇ガラス
サインにガラスを用いる場合は、割れた場合の危険性に配慮して、粒状に砕ける強化ガラスか、割れても飛び散ることのない合わせガラスを用いる必要です。
〇アルミ鋳物
熱したアルミを鋳型に入れ成型した素材。構造的な強度には劣りますが、細かい模様まで反映できる意匠性とアルミそのものが持つ軽量、耐食性があり、サインの意匠性を高める部位に用いられています。アルミ押出型材同様、同じものを大量に使用する場合にコストメリットを出しやすいです。
・表示板・保護板
〇アルミ板
サインの表示基板として一般的に用いられる薄い板。厚みは3mm程度が標準である。このアルミ板に印刷したメディア(塩化ビニルシート)を貼り付けたものを表示板とし、サイン本体に取り付けます。
〇アルミ複合板
樹脂板を薄いアルミ板でサンドした板。金属板をそのまま厚くすると重量がかさんでしまうため、樹脂板を挟むことによって軽量化をはかり、表面を金属板で保護します。小口は断面の構成が見えてしまうので、見えなくなるような仕舞が必要です。
〇ステンレス板
エッチングやホーロー印刷のような、金属基板に直接薬品や熱を加える場合はアルミ板が使用できないので、ステンレス板を用います。ステンレスはアルミに比べ重量があるため、サイン本体への固定方法を工夫しないと外れてしまうことがあります。
〇ガラス板
ガラス板に直接印刷メディアを貼り付けることによって、「宙に浮いたような」印象のサインを作ることができます。ただし、印刷メディアの糊のついた面は一般的にグレーとなってしまうため、背面が見える場合は、単調なグレー面が見えてしまうため、注意が必要です。
・印刷方法
〇インクジェット印刷
塩化ビニル製の「メディア」と呼ばれる素材に6色のインクを吹き付けて発色させる印刷方法。イラストレータなどのソフトで作成多デジタルデータを綺麗に印刷することができます。インクジェット印刷のインクは紫外線の影響を受けやすいため、UVカット機能を持つ屋外専用の表面保護フィルム(オーバーコート)でコーティングします。
〇カッティングシート
色のついたビニールシートをカッターで切り抜き、サインに直接貼り付ける印刷方法。もともと色のついた素材を貼るので退色しにくい一方、一文字ずつ切り抜くので細かい文字が苦手で、故意に剥がされることもあります。
〇シルクスクリーン
4色分解した版を作成して、それぞれの色をサインに直接乗せていく印刷方法。版画のような温かみのある表現が可能。4色分解した版を作成しなければならないため、同じ内容であれば大量生産できるが、少しでも違う意匠であれば、それぞれに版を作成しなければならず、コストがかさみます。また、メンテナンスも難しいです。
〇エッチング
金属板(主にはステンレス、まれに銅など)の表面を、薬品により必要部分のみ腐食させて凹部をつくり、その部分に塗料を刺す。各色間に金属の地肌のラインが必ず入るため表現力には限界があります。色落ちの問題はありますが耐久性は半永久的といえます。
〇反射シート
道路の表示板などには、光源の方向に光を返す「再帰性反射」と呼ばれる反射シートを用います。設置する場所によって使用する材料(輝度が違う)を選択します。印刷はできないので、透明なインクジェットシートを貼り付けます。避難サインなどに使用すると、夜間の視認性が高くなり、安全な避難に役立ちます。
〇蓄光シート
光(可視光や紫外線など)を蓄えて、光照射を止めても発光するシート。発災時のブラックアウト(大規模な停電)の際に避難路を指示するなど暗闇での情報発信に役立つとされています。シートの厚みや性能によって、燐光時間(暗闇で蓄光シートが光り続ける時間)に差があり、どのくらいの時間燐光させたいのかによって、使用する材料が異なります。
〇スチール
普通鋼のこと。形状によって条鋼、鋼板、鋼管などがあります。最も一般的に使用される金属で、加工性に富みますが、防錆処理や塗装による表面の保護が必要であり、数年ごとに再塗装などのメンテナンスが必要となります。
〇ステンレス
従来の普通鋼の「錆びる」という欠点を補うために開発された合金鋼です。表面保護のための塗装が不要であり、表面研磨の違いによって表情を持たせるのが一般的です。
〇アルミ押出型材
軽量で高強度のアルミを圧縮して、ダイスと呼ばれる金型から押し出すことで成型された管状の金属素材。断面形状を複雑にすることが可能で、それによって必要な強度や機能を持たせることができます。同じ断面形状の管を大量に使用すると発揮しやすい。場合にはボリュームメリットを発揮しやすい。
〇石材
サインの化粧として一般的に使用される天然素材。地場産の石材を使用することによって地域性を演出しやすい一方、加工精度や構造的な安定性に劣るところがあり、また、重量があるため運搬費用がかさんで高価になる傾向があります。
〇コンクリート
一般的は建設資材でもっとも調達しやすい材料の一つ。サインのような小さな製品は工場で製造するプレキャストコンクリート(PCコンクリート)を使用するのが一般的です。PCコンクリートとすることで密度が高く精度の高い製品を製造することが可能です。
〇擬石
コンクリートの材料に意匠性の高い砕石を混ぜることによって、天然石に似せてつくった人造石の一種です。
〇木材
自然景観にマッチする天然素材で、非常に好まれる素材です。日本の高温多湿な環境では経年劣化、腐朽や虫害を受けやすく、防虫・防カビ・抗菌・防水加工が必須です。このような加工を行っても数年ごとの更新が必要な場合があります。
〇ガラス
サインにガラスを用いる場合は、割れた場合の危険性に配慮して、粒状に砕ける強化ガラスか、割れても飛び散ることのない合わせガラスを用いる必要です。
〇アルミ鋳物
熱したアルミを鋳型に入れ成型した素材。構造的な強度には劣りますが、細かい模様まで反映できる意匠性とアルミそのものが持つ軽量、耐食性があり、サインの意匠性を高める部位に用いられています。アルミ押出型材同様、同じものを大量に使用する場合にコストメリットを出しやすいです。
・表示板・保護板
〇アルミ板
サインの表示基板として一般的に用いられる薄い板。厚みは3mm程度が標準である。このアルミ板に印刷したメディア(塩化ビニルシート)を貼り付けたものを表示板とし、サイン本体に取り付けます。
〇アルミ複合板
樹脂板を薄いアルミ板でサンドした板。金属板をそのまま厚くすると重量がかさんでしまうため、樹脂板を挟むことによって軽量化をはかり、表面を金属板で保護します。小口は断面の構成が見えてしまうので、見えなくなるような仕舞が必要です。
〇ステンレス板
エッチングやホーロー印刷のような、金属基板に直接薬品や熱を加える場合はアルミ板が使用できないので、ステンレス板を用います。ステンレスはアルミに比べ重量があるため、サイン本体への固定方法を工夫しないと外れてしまうことがあります。
〇ガラス板
ガラス板に直接印刷メディアを貼り付けることによって、「宙に浮いたような」印象のサインを作ることができます。ただし、印刷メディアの糊のついた面は一般的にグレーとなってしまうため、背面が見える場合は、単調なグレー面が見えてしまうため、注意が必要です。
・印刷方法
〇インクジェット印刷
塩化ビニル製の「メディア」と呼ばれる素材に6色のインクを吹き付けて発色させる印刷方法。イラストレータなどのソフトで作成多デジタルデータを綺麗に印刷することができます。インクジェット印刷のインクは紫外線の影響を受けやすいため、UVカット機能を持つ屋外専用の表面保護フィルム(オーバーコート)でコーティングします。
〇カッティングシート
色のついたビニールシートをカッターで切り抜き、サインに直接貼り付ける印刷方法。もともと色のついた素材を貼るので退色しにくい一方、一文字ずつ切り抜くので細かい文字が苦手で、故意に剥がされることもあります。
〇シルクスクリーン
4色分解した版を作成して、それぞれの色をサインに直接乗せていく印刷方法。版画のような温かみのある表現が可能。4色分解した版を作成しなければならないため、同じ内容であれば大量生産できるが、少しでも違う意匠であれば、それぞれに版を作成しなければならず、コストがかさみます。また、メンテナンスも難しいです。
〇エッチング
金属板(主にはステンレス、まれに銅など)の表面を、薬品により必要部分のみ腐食させて凹部をつくり、その部分に塗料を刺す。各色間に金属の地肌のラインが必ず入るため表現力には限界があります。色落ちの問題はありますが耐久性は半永久的といえます。
〇反射シート
道路の表示板などには、光源の方向に光を返す「再帰性反射」と呼ばれる反射シートを用います。設置する場所によって使用する材料(輝度が違う)を選択します。印刷はできないので、透明なインクジェットシートを貼り付けます。避難サインなどに使用すると、夜間の視認性が高くなり、安全な避難に役立ちます。
〇蓄光シート
光(可視光や紫外線など)を蓄えて、光照射を止めても発光するシート。発災時のブラックアウト(大規模な停電)の際に避難路を指示するなど暗闇での情報発信に役立つとされています。シートの厚みや性能によって、燐光時間(暗闇で蓄光シートが光り続ける時間)に差があり、どのくらいの時間燐光させたいのかによって、使用する材料が異なります。
構造
・サイン類は構造が比較的簡易なことから構造検討されない場合も多いです。
→設置場所が公共空間であることから検討することが望ましいです。
・検討は設置場所・形状・材料を考慮して行う
・サインに働く外力
1-固定荷重
2-風荷重
3-積雪荷重
4-積載荷重
5-地震力
・サインはその目的から投影面積の割に重量が軽い傾向があるので風荷重の検討をするのが基本です。
・内部に重量のある設備を搭載したものや大型の片持ち形状の場合は固定荷重と地震力の検討を行うことが重要です。
・積雪する形状の場合は積雪荷重を検討する必要があります。
・何かを積載する場合(ベンチ機能等)は積載荷重を検討する必要があります。
・働く外力からどのように壊れるか想像して検討することが重要です。
→支持際部と屈曲部が主
・サイン類は構造が比較的簡易なことから構造検討されない場合も多いです。
→設置場所が公共空間であることから検討することが望ましいです。
・検討は設置場所・形状・材料を考慮して行う
・サインに働く外力
1-固定荷重
2-風荷重
3-積雪荷重
4-積載荷重
5-地震力
・サインはその目的から投影面積の割に重量が軽い傾向があるので風荷重の検討をするのが基本です。
・内部に重量のある設備を搭載したものや大型の片持ち形状の場合は固定荷重と地震力の検討を行うことが重要です。
・積雪する形状の場合は積雪荷重を検討する必要があります。
・何かを積載する場合(ベンチ機能等)は積載荷重を検討する必要があります。
・働く外力からどのように壊れるか想像して検討することが重要です。
→支持際部と屈曲部が主
基礎
・自立型の場合は基礎による設置が基本 です。
・構造と同様に設置場所と形状を考慮して検討する ことが重要です。
・自立型の場合は基礎による設置が基本 です。
・構造と同様に設置場所と形状を考慮して検討する ことが重要です。
文字高さ
歩行者用サインの文字の大きさは視力の低下した高齢者等に配慮して視距離(見る人からサインまでの距離)に応じて大きさを選択します。
地図サインであれば視距離500mmを想定し、和文文字高:5mm以上、英文文字高:4mm以上とすることが望ましいです。
また、表示内容の見やすさに配慮し、表示施設により文字サイズを変えて表示することが望ましです。
矢羽根サイン等、見る人から板面までが離れている場合は、その距離に応じた文字高さを選択する必要があります。
視距離 | ピクトの高さ | 和文高さ | 英文高さ |
0.5m | 20mm | 5mm | 4mm |
1.0~2.0m | 35mm | 9mm | 7mm |
5.0m | 60mm | 20mm | 15mm |
10.0m | 120mm | 40mm | 30mm |
ピクトグラム
ピクトグラムは文字(言語)を介さずに情報を伝達する手段なので、利用者が理解できるデザインである必要があります。
日本では、主なピクトグラムは案内用図記号(JIS Z8210)によって定められているので、これらを使用することが望ましいです。
やむを得ず、オリジナルの図記号を使用する場合もわかりやすさ、理解しやすさを心がける必要があります。
地図中にピクトグラムを使う場合は文字を併記せず、ピクト単体で使用するとすっきりと見やすい表示になります。その場合は凡例欄をもうけそのピクトが何を示しているかを明確にする必要があります。
サイン計画にかかわる基準等:参考サイト「国内外旅行者のためのわかりやすい資料
日本では、主なピクトグラムは案内用図記号(JIS Z8210)によって定められているので、これらを使用することが望ましいです。
やむを得ず、オリジナルの図記号を使用する場合もわかりやすさ、理解しやすさを心がける必要があります。
地図中にピクトグラムを使う場合は文字を併記せず、ピクト単体で使用するとすっきりと見やすい表示になります。その場合は凡例欄をもうけそのピクトが何を示しているかを明確にする必要があります。
サイン計画にかかわる基準等:参考サイト「国内外旅行者のためのわかりやすい資料
本体色
サイン本体の色は、サインのデザインや街並み・景観によって自由に選択できます。
ただし、あまりに奇抜な色はまちの中で浮いてしまうし、逆に地味な色は風景の中に埋没してしまいますので、十分な注意が必要です。
サイン本体の大部分はトーンを抑え、差し色で目立つ色彩を採用することも一つの手段です。
サイン本体は金属に塗料を塗って発色させることになります。
この場合、塗料の調合によって思った色を作り出すため、基準色として日本塗料工業会のカラーチャートを使用します。
カラーチャートの発行年と番号を指定することにより、同じ調合色を再現することが可能になります。ただし、屋外に置かれるサインは経年劣化によって色が褪せてくるため、納品時と同じ調合であっても部分補修(タッチアップ)には適しません。
表示色
表示色(地図の色)は色弱や弱視の人にも見やすい配色を心がけなければなりません(カラーユニバーサルデザイン)。
見やすい表示とは色相(赤←→青などの色の違い)に頼るのではなく、明度(明るさの度合い:高いほど白っぽく、低いほど黒っぽくなる)や彩度(色の鮮やかさ:高いほどビビッドな色、低いほど落ち着いたトーンになる)に変化を持たせることが大切になります。
特に明度差の大きい色を並べた状態を「コントラストが大きい」といい、はっきり見やすい表示になります。表示面の発色は塗料ではなく、印刷によって行います。
コンピュータ上で指定した色彩をインクジェット印刷で出力しますが、操作するコンピュータと出力するインクジェット印刷機の相性によっては発色が微妙に異なるため、使用する機械ごとに調整を行わなければなりません。また、ディスプレイ上で見る色と出力された色は明らかに異なる場合が多いので、注意が必要となります。その際に基準となるカラーチャートはDICやPANTONEのカラーガイドです。
以上のとおり、使用する機械同士の相性によって発色が異なるため、色の配合比率を示したに過ぎないCMYKでは、色を指定したことにはならず、機械が変われば発色も異なってしまい再現性がなくなります。再現性を担保するためにも印刷色用のカラーチャートを用いる必要があります。
●鋼材 7850kg/㎥ ●SUS 7925kg/㎥
●アルミ 2700kg/㎥ ●アクリル 1200kg/㎥
●硬質塩ビ 1400kg/㎥ ●FRP 1500kg/㎥
●ガラス 2500kg/㎥ ●御影石 3000kg/㎥
●木材(含水率15%) ●ESW 1100kg/㎥
ヒノキ 410kg/㎥
スギ 380kg/㎥
カラマツ 530kg/㎥
上のタイトル通り、だいたいの重量です。
何でだいたいかって言うと、まず「違うじゃね〜かといわれてもオレは責任持たないよ!」ということです。
ハッキリ言えば逃げ道です。
(あ〜卑怯さ、悪いか、エッヘン!)なので、心配な人は一度自分で調べてみて下さい。
違ってたら教えてプリーズ。
真面目な話しに戻しましょう。木材なんてのは「含水率15%」って書いてある通り、水分を吸うので吸えば重くなるわけで、ちょっと調べた限りでも含水率250%なんてこともあるそうです。(いつもサインで使ってるのはそんな極端なのはないでしょうけど。)
それから御影石なんかもいろんな成分が混じっていて一個一個違うので、だいたいなわけです。
(※他の種類の石材はこの重量じゃないです、調べてませんが・・・)更に金属系だと、例えばアルミと言われるのはアルミ合金のことを指すことが多く、アルミ合金というとアルミが主成分だけど、種類によって銅やらマンガンやらマグネシウムなどが混じってるわけです。(学生の時に化学でやった元素記号ってやつです。)
更に同じと言われる合金でも「○○を○%〜○%含む」という条件なので、厳密に言えば重量も変わってくるわけです。
鋼材やSUSなんかでも同じ事が言えるわけで「だいたい」なのです。
でもこうゆうのって標準ってものがあって、一応そうゆうのらしい情報から調べてきているので、上の数値はそれほど間違ってないと思います。この程度の信用度で活用して下さい。
何でだいたいかって言うと、まず「違うじゃね〜かといわれてもオレは責任持たないよ!」ということです。
ハッキリ言えば逃げ道です。
(あ〜卑怯さ、悪いか、エッヘン!)なので、心配な人は一度自分で調べてみて下さい。
違ってたら教えてプリーズ。
真面目な話しに戻しましょう。木材なんてのは「含水率15%」って書いてある通り、水分を吸うので吸えば重くなるわけで、ちょっと調べた限りでも含水率250%なんてこともあるそうです。(いつもサインで使ってるのはそんな極端なのはないでしょうけど。)
それから御影石なんかもいろんな成分が混じっていて一個一個違うので、だいたいなわけです。
(※他の種類の石材はこの重量じゃないです、調べてませんが・・・)更に金属系だと、例えばアルミと言われるのはアルミ合金のことを指すことが多く、アルミ合金というとアルミが主成分だけど、種類によって銅やらマンガンやらマグネシウムなどが混じってるわけです。(学生の時に化学でやった元素記号ってやつです。)
更に同じと言われる合金でも「○○を○%〜○%含む」という条件なので、厳密に言えば重量も変わってくるわけです。
鋼材やSUSなんかでも同じ事が言えるわけで「だいたい」なのです。
でもこうゆうのって標準ってものがあって、一応そうゆうのらしい情報から調べてきているので、上の数値はそれほど間違ってないと思います。この程度の信用度で活用して下さい。
「御影石」とは、元来は兵庫県六甲山麓(御影地方というそうです)から産出された花崗岩(かこうがん)をさす名称だったそうです。現在では産地にかかわらず、花崗岩質の岩石の代名詞として使われてます。花崗岩とは長石・石英・雲母などを主成分とする・・・(この先長くてこむずかしいので省きます。)
特徴としては
・石材として大きな塊として採取が可能。 ・外観は一般に黒白斑点模様。 ・光沢があり優美。 ・石質は堅硬で耐磨耗性や耐久性に優れている。 ・耐火性や加工性に劣るという欠点。 ・古来から石材として広く使用されている。 などがあげられます。
5番目の欠点などは一応こうなってますが建築関係の情報からなので、サインではそれほど欠点とはならないと思います。サインで考えればやはり加工方法やコスト面、重量なんかが問題になってくるのですが調べてないので、この辺はまた今度にします。(いつになるかは未定)
御影石の区分は結晶粒、色調、産地などから色々名前がついてるのですが、あまり難しいのもなんなので(というか全部うつのも面倒)基本的なものをあげます。
・白みかげ:日本で普通に見られる黒斑点模様の花崗岩、国産品も多い。
・黒みかげ:閃緑岩、斑レキ岩の通称というのが一般的。あるいは黒雲母が多い花崗岩。輸入品が多い。
・桜みかげ:酸化鉄を含む正長石を有する微紅色の花崗岩。国産品が多い。
・赤みかげ:カリ長石を多量に含む赤い色調の花崗岩。全て輸入品。
"これも建築関係からなので、国産/輸入に関してはサインではどうかはっきりしませんが、現在ホクト企画さんで使っている石屋さんとの話しではどれにしても中国産が多いようです。中国産は国産と比べて価格の点ではまるっきり安いようです。ただし彫込みなどの加工については、難易度によって国内でしかできないこともあったり、輸入というと船便なので、在庫がないと納期に間に合わない(これは検疫なんかもあって、もう本当に打つ手がなくなります。)などの条件があるので注意して下さい。色調については上の他にもグリーン系やブラウン系などもカタログに出てます。五常産業株式会社というところなので興味のある人はインターネットで探してみて
下さい。"
強化ガラスと合わせガラス、さてこの2つは同じものでしょうか?同じと言ったあなた、アウトです。知らなかったけど聞いてくる位だから多分違うと言ったあなた、ギリギリセーフです。違うと答えて違いまで説明できたあなたはこの先読まなくて良いです。強化ガラスと合わせガラスは違うものです。僕も先日知りました。(今まで図面に書いてあった「強化ガラス」とうのも結構ウソだったようです、ごめんなさい。)何が違うか比較表なんかを作るのは面倒なので、下の文章から各自で理解して下さい。
●強化ガラス
板ガラスを軟化点(約600〜700℃)まで加熱後、常温の空気を吹き付けて急冷 し、表面層に圧縮応力を生じさせてみかけ上の引張強度を向上させたガラス。普通板ガラスの3〜5倍の曲げ強度と耐衝撃性を持つ。破損時には粒状化して危険防止となる。製造後は切断穴あけなどの加工ができない。
●合わせガラス
ポリビニルブチラ−ル樹脂の薄膜を中間膜として2枚(3枚もある)の板ガラスではさんで加熱圧着したガラス。破損しても中間膜の存在により飛散せず、また衝撃物が貫通しにくいので、防犯性や安全性に優れている。積層ガラスともいう。
わかりましたか?簡単に言うと強化ガラスはガラス自体を強化したもので、割れると粒粒になり、(ガラスが割れている電話ボックス見た事ないですか、たしか粒粒に割れてました。)合わせガラスはガラス自体は普通の板ガラスで透明のシートを2枚ではさんであり、割れてもシートのおかげで飛び散らない(最近テレビなんかでやってる空き巣に入られないように窓に貼る透明のシートあるでしょ、あんな感じ。)ということです。割れにくいというのもそうですが、一番の共通点は割れた時の安全性が高いという事です。だから強化ガラスと合わせガラスは総称して「安全ガラス」と呼ばれます。サインでは設置場所や加工工程なんかを踏まえて使い分ければ良いのではないかと思いますが、コストなんかはまだ調べてないのではっきりとは言えません。そのうち調べようとは思いますが・・・(誰か調べてみましぇんか?)ちなみに複層ガラス(ペアガラス)というのもあって、これは2枚のガラスの間に乾燥空気を密閉したもの、合わせガラスとは違うものだそうです。
●強化ガラス
板ガラスを軟化点(約600〜700℃)まで加熱後、常温の空気を吹き付けて急冷 し、表面層に圧縮応力を生じさせてみかけ上の引張強度を向上させたガラス。普通板ガラスの3〜5倍の曲げ強度と耐衝撃性を持つ。破損時には粒状化して危険防止となる。製造後は切断穴あけなどの加工ができない。
●合わせガラス
ポリビニルブチラ−ル樹脂の薄膜を中間膜として2枚(3枚もある)の板ガラスではさんで加熱圧着したガラス。破損しても中間膜の存在により飛散せず、また衝撃物が貫通しにくいので、防犯性や安全性に優れている。積層ガラスともいう。
わかりましたか?簡単に言うと強化ガラスはガラス自体を強化したもので、割れると粒粒になり、(ガラスが割れている電話ボックス見た事ないですか、たしか粒粒に割れてました。)合わせガラスはガラス自体は普通の板ガラスで透明のシートを2枚ではさんであり、割れてもシートのおかげで飛び散らない(最近テレビなんかでやってる空き巣に入られないように窓に貼る透明のシートあるでしょ、あんな感じ。)ということです。割れにくいというのもそうですが、一番の共通点は割れた時の安全性が高いという事です。だから強化ガラスと合わせガラスは総称して「安全ガラス」と呼ばれます。サインでは設置場所や加工工程なんかを踏まえて使い分ければ良いのではないかと思いますが、コストなんかはまだ調べてないのではっきりとは言えません。そのうち調べようとは思いますが・・・(誰か調べてみましぇんか?)ちなみに複層ガラス(ペアガラス)というのもあって、これは2枚のガラスの間に乾燥空気を密閉したもの、合わせガラスとは違うものだそうです。
「予算がないから鉄で」なんて中岡くんが良く言ってますが、本当は「鉄」っていうと元素記号のFe、もしくは炭素含有量0.03%以下の軟らかい「極軟鋼」なんです。実際いつも使ってるのは「鋼(こう)」と言われる炭素を0.04〜1.7%程度含む、鉄と炭素の合金の中で、少量のマンガンやシリコン、微量のリンやイオウなどを含んだ、「炭素鋼」といわれるものです。特に炭素含有量0.15〜0.28%の低炭素鋼(軟鋼)が多く使用されています。ちなみに鉄と炭素の合金に、ニッケルやクロム、銅、モリブデンなどの金属元素を加え性質を改善したものを「特殊鋼」といい、ステンレスはこの特殊鋼のうちの一つです。さて、前置きはこのぐらいにして用語に行きましょう。
●構造用圧延鋼材
建築や船舶、車両などに広く使用されています。各種型鋼、鋼板などの圧延鋼材の総称。一般構造用(SS材)と溶接構造用(SM材)があります。ちなみに圧延とは回転するロールの間に鋼片を通して各種型鋼や鋼板を作る工程のことで、1000〜1200℃の鋼の再結晶温度以上で圧延することを熱間圧延。再結晶温度以下の700℃程度で圧延することを冷間圧延といいます。
●一般構造用圧延鋼材
SS材と呼ばれます(SS400とか)。加工性の良い軟鋼を熱間圧延した鋼材の総称で、各種型鋼や鋼板があります。サインで使ってるのはこっちが多いです。
●溶接構造用圧延鋼材
SS材と比べ炭素含有量を少なくして溶接特性を高めた熱間圧延鋼材の総称です。SM材と呼ばれます。構造物の高層化、長大化には欠かせない重要な鋼材だそうです。
●一般構造用炭素鋼管
円筒形(パイプ)をした炭素鋼鋼材の総称です。STK φ○○と記号表記されます。
●一般構造用角形鋼管
角形断面をした炭素鋼鋼材の総称です。STKR □○○×◯○と記号表記されます。
●特殊鋼
上にも書きましたが、炭素鋼に目的によってマンガンやニッケル、クロム、モリブデン、銅などを加えて性質を改善した鋼材の総称です。主に強度特性を向上させた構造用合金鋼と耐候性を向上させた特殊用合金鋼にわけられます。ステンレスは特殊用合金鋼の一つです。
なんか難しい感じになってしまいましたが、とりあえず「鉄」と呼んでるけど実際に使っているのは「炭素鋼」で「SS材・STK材・STKR材」と呼ばれるものだってことを覚えておいて下さい。
●構造用圧延鋼材
建築や船舶、車両などに広く使用されています。各種型鋼、鋼板などの圧延鋼材の総称。一般構造用(SS材)と溶接構造用(SM材)があります。ちなみに圧延とは回転するロールの間に鋼片を通して各種型鋼や鋼板を作る工程のことで、1000〜1200℃の鋼の再結晶温度以上で圧延することを熱間圧延。再結晶温度以下の700℃程度で圧延することを冷間圧延といいます。
●一般構造用圧延鋼材
SS材と呼ばれます(SS400とか)。加工性の良い軟鋼を熱間圧延した鋼材の総称で、各種型鋼や鋼板があります。サインで使ってるのはこっちが多いです。
●溶接構造用圧延鋼材
SS材と比べ炭素含有量を少なくして溶接特性を高めた熱間圧延鋼材の総称です。SM材と呼ばれます。構造物の高層化、長大化には欠かせない重要な鋼材だそうです。
●一般構造用炭素鋼管
円筒形(パイプ)をした炭素鋼鋼材の総称です。STK φ○○と記号表記されます。
●一般構造用角形鋼管
角形断面をした炭素鋼鋼材の総称です。STKR □○○×◯○と記号表記されます。
●特殊鋼
上にも書きましたが、炭素鋼に目的によってマンガンやニッケル、クロム、モリブデン、銅などを加えて性質を改善した鋼材の総称です。主に強度特性を向上させた構造用合金鋼と耐候性を向上させた特殊用合金鋼にわけられます。ステンレスは特殊用合金鋼の一つです。
なんか難しい感じになってしまいましたが、とりあえず「鉄」と呼んでるけど実際に使っているのは「炭素鋼」で「SS材・STK材・STKR材」と呼ばれるものだってことを覚えておいて下さい。
前回の「鉄の用語」は微妙に難しい感じになってしまったので、方向を変えて雑多に記号・用語なんかをピックアップします。
●STK:炭素鋼の丸パイプ/一般構造用炭素鋼管/パイプ
→径は変な数字です(なんでかは知らない) そのせいでよく使うサイズは通称的な呼び方があったりします。
Ex. 48.6「よんぱーろく」/60.5 なぜかこれは普通に「ろくじゅってんご」/76.3「ななろくさん」/89.1「ぱーきゅーいち」この上は
数字で普通に呼ぶようです。
●STKR:炭素鋼の角パイプ/一般構造用角形鋼管/コラム
→STK,STKRは厚みにも注目、汎用品のサイズとかがあります。それから溶融亜鉛
メッキのときは高温で変型したりするのを防ぐために3.2t以上にしてください。
(表を別添しときます。)
→STK,STKRは厚みにも注目、汎用品のサイズとかがあります。それから溶融亜鉛
メッキのときは高温で変型したりするのを防ぐために3.2t以上にしてください。
(表を別添しときます。)
●形鋼:色んな断面形状をした鋼材
→前にも書いたようにステンレスも鋼材の一つ(特殊鋼)、なので炭素鋼と同じようにH鋼やアングル、チャンネルなどがあり、ステンレス形鋼と呼んだりします。
アルミについては鋼材ではないので、形鋼とは言いませんが同じようにアングルやチャンネルがあります。
普通なにもつけずに「アングル」と言えば炭素鋼のアングルのことで、 ステンレスやアルミの時は「ステンレスの〜」「アルミ の〜」と 言うことが多いです。(ただし他の部材などに注意、何もついてなくてもSUSやアルミ の場合もあります。)
●H鋼: 断面が「H」の形をした形鋼/H形鋼
→Hのつないでる部分をウェブ、両側の部分をフランジと呼びます。
→前にも書いたようにステンレスも鋼材の一つ(特殊鋼)、なので炭素鋼と同じようにH鋼やアングル、チャンネルなどがあり、ステンレス形鋼と呼んだりします。
アルミについては鋼材ではないので、形鋼とは言いませんが同じようにアングルやチャンネルがあります。
普通なにもつけずに「アングル」と言えば炭素鋼のアングルのことで、 ステンレスやアルミの時は「ステンレスの〜」「アルミ の〜」と 言うことが多いです。(ただし他の部材などに注意、何もついてなくてもSUSやアルミ の場合もあります。)
●H鋼: 断面が「H」の形をした形鋼/H形鋼
→Hのつないでる部分をウェブ、両側の部分をフランジと呼びます。
●Lアングル・ アングル: 断面が「L」の形をした形鋼/山形鋼
→Lの2辺が同じ長さのものを等辺山形鋼、違うものを不等辺山形鋼と言います。
2辺の厚みの違う不等厚山形鋼というのもあります。
→Lの2辺が同じ長さのものを等辺山形鋼、違うものを不等辺山形鋼と言います。
2辺の厚みの違う不等厚山形鋼というのもあります。
※表記で「SS400」となってますね、STKやSUSの表記からいくと(実際はSTK400,SUS304)「SS」で良いのかもしれないのですが、 なぜか「SS400」とか「SS材」あとは「スチール」と書いてあることが多いです。
まああんまり深く考えないようにしましょう 。
まああんまり深く考えないようにしましょう 。
●Cチャン・チャンネル・コの字金具:断面が「コ」の形をした形鋼/みぞ形鋼
→かえしがあるやつはわけて言うと「リップみぞ形鋼」と言いますが、Cチャン・C形鋼と言うとこのリップみぞ形鋼を指すこともあるようです、注意。
→かえしがあるやつはわけて言うと「リップみぞ形鋼」と言いますが、Cチャン・C形鋼と言うとこのリップみぞ形鋼を指すこともあるようです、注意。
●平鋼:厚さ4.5〜36mmの平たい形の鋼材/FB(フラットバー)?
→これを加工して、形鋼や鋼板にするらしいです。この条件からするとFBと平鋼は厳密には違うものかもしれません。普通FBと言うと薄めの直方体、いわゆるチョコバーなんかのバーといった感じなので、日本語にすると「平鋼」で良いと思うのですが・ ・ ・ 、まあ実際には平鋼とはほとんど書かないし、それほど問題になることはないと思います。
●T鋼・CT鋼:どっちも断面は「T」形をした形鋼/T形鋼・CT形鋼
→T鋼は縦長だったり横長だったりのいびつな「T」が多いようです。(SUSの場合は溶接して作った「溶接T形鋼」が主流のようで、こうゆうことはない)CT鋼は横長のものとだいたい1:1のバランスのとれたものが多く 、実際にサインで使うT形の部材はCT鋼が多いです。ちなみに「CT」は「カットティー」の略で、H鋼を半分に切ってT形にしたものらしい。
→これを加工して、形鋼や鋼板にするらしいです。この条件からするとFBと平鋼は厳密には違うものかもしれません。普通FBと言うと薄めの直方体、いわゆるチョコバーなんかのバーといった感じなので、日本語にすると「平鋼」で良いと思うのですが・ ・ ・ 、まあ実際には平鋼とはほとんど書かないし、それほど問題になることはないと思います。
●T鋼・CT鋼:どっちも断面は「T」形をした形鋼/T形鋼・CT形鋼
→T鋼は縦長だったり横長だったりのいびつな「T」が多いようです。(SUSの場合は溶接して作った「溶接T形鋼」が主流のようで、こうゆうことはない)CT鋼は横長のものとだいたい1:1のバランスのとれたものが多く 、実際にサインで使うT形の部材はCT鋼が多いです。ちなみに「CT」は「カットティー」の略で、H鋼を半分に切ってT形にしたものらしい。
※「表記の応用例」のところでアルミを入れてるので一応注意書きすると 、アルミは鋼材ではないので「○形鋼」 とは言いません。「アルミ ○形材」とか「アルミアングル」「アルミチャンネル」といった言い方をします。
●溶融亜鉛メッキ:鋼材(炭素鋼がほとんど)の錆防止のために行います。溶融亜鉛槽に浸けるメッキ方法です。
→電気メッキと比較すると仕上がりの面では劣りますが、皮膜が厚く錆防止という点では優れているので使われてます。
標識柱なんかではこの溶融亜鉛メッキのみのものも見られますが、サインでは美的センスとして下処理という扱いにしたいです。「ドブづけ」なんて言われかたもします。
→電気メッキと比較すると仕上がりの面では劣りますが、皮膜が厚く錆防止という点では優れているので使われてます。
標識柱なんかではこの溶融亜鉛メッキのみのものも見られますが、サインでは美的センスとして下処理という扱いにしたいです。「ドブづけ」なんて言われかたもします。
●電気メッキ:亜鉛をプラス、鋼材をマイナスにして電解液中でメッキする方法です。
→皮膜が溶融亜鉛メッキに比べて半分以下なので防食効果が弱いということで、通常は溶融亜鉛メッキを使ってますが、溶融亜鉛メッキに比べ大掛かりな設備がいらないようで予算的に苦しい、納期がないといった時には使うこともあります。
ちなみにいつも図面には「亜鉛メッキ」と書いてましたが、よくよく考えてみると電気メッキも亜鉛メッキでした(銅メッキとかほかのもある)すんません。
それから現在うちでは溶融亜鉛メッキを標準のように使ってますが、道路標識の知識の延長で使っているような気もします。
実際にはどの程度の防食効果があるのか調べて、使えるところでは使ってみるのも手ではないかと思ってます。
→皮膜が溶融亜鉛メッキに比べて半分以下なので防食効果が弱いということで、通常は溶融亜鉛メッキを使ってますが、溶融亜鉛メッキに比べ大掛かりな設備がいらないようで予算的に苦しい、納期がないといった時には使うこともあります。
ちなみにいつも図面には「亜鉛メッキ」と書いてましたが、よくよく考えてみると電気メッキも亜鉛メッキでした(銅メッキとかほかのもある)すんません。
それから現在うちでは溶融亜鉛メッキを標準のように使ってますが、道路標識の知識の延長で使っているような気もします。
実際にはどの程度の防食効果があるのか調べて、使えるところでは使ってみるのも手ではないかと思ってます。
●スチール:鋼材のことを英語でSteelと言います。
→図面上では「スチール骨材」なんて使い方をします。
実際にはアングルやコラムでつくるので、「SS400L-50×50×3.2t+STKR□100×100×3.2t」とか書くのが正解なのかもしれませんが、ごらんの通り長くなるし詳細図面でもない訳
で、そもそも最初に絵を出す時には骨材の細かい部材まで決めてるわけではないので「スチール」としてしまうわけです。(注、これは僕のルールです。)
→図面上では「スチール骨材」なんて使い方をします。
実際にはアングルやコラムでつくるので、「SS400L-50×50×3.2t+STKR□100×100×3.2t」とか書くのが正解なのかもしれませんが、ごらんの通り長くなるし詳細図面でもない訳
で、そもそも最初に絵を出す時には骨材の細かい部材まで決めてるわけではないので「スチール」としてしまうわけです。(注、これは僕のルールです。)
●焼付塗装:順番は逆ですが、塗装してカマで焼いて乾燥(硬化)させる方法です。
→焼付けると塗装の耐久性が良くなるとか言われますが、これは焼くことで塗膜が堅くなったり、部材への密着性が良くなるということでしょう。
(理論はわかりませんがなんか感覚的に焼くと強くなる感じはします。)でも実際に何が一番の利点かというと「焼付けが終われば出荷できる」という点じゃないかと思います。
別の言い方をすれば「納期が読める、早くなる」「プチプチに塗料がついて剥がれたりしない」ということです。
実際にサインではそれほどないかもしれませんが、強い防食性を求められ塗膜を厚くする場合、焼付塗装は向いてなかったりするようです。
焼付塗装にはメラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂などがあります。
ちなみに焼付塗装に対して常温で乾燥させるのを「常温乾燥」とか「常乾(じょうかん)」と言います(そのままじゃん)。
佐沼工場ではこの前見た焼付けのカマに入らないサイズのものは外に伸縮式のテントみたいのがあって、そこで常乾しているそうです。
●メラミン樹脂塗装:メラミン樹脂系の塗料での塗装(そのままだ)
→塗料が安価で入手しやすく、もっとも一般的な塗装です。それなりに耐久性もあるし、サインでも特に厳しい条件のないところでは普通に使ってます。
●アクリル樹脂塗装:アクリル樹脂系の塗料での塗装(またそのままだ)
→メラミン樹脂塗装と比べて、薬品などに対する強度、屋外での光沢の保持などが良く1ランク上の塗装です、サインでも使います。殺し文句は「1ランク上の仕上がり」(実際にはわかんないと思います。)
●ポリエステル樹脂塗装:ポリエステル樹脂系の塗料での塗装(まあいいか)
→これもメラミン樹脂塗装より良いようです。粉体塗装というのはこれが多いようです(液体もあるそうです)。単柱式標識の白い支柱なんかは静電粉体塗装という粉体塗料を帯電させて付着させ、加熱して硬化させる方法が多いので、たぶんこれだと思います。サインではどうなんでしょうか、僕はほとんど使ったことがないです。
●フッ素樹脂塗装:フッ素樹脂系の塗料での塗装
→屋外での光沢や色彩の保持性が極めて高い塗装です。当然価格も高いです。特にメンテナンスフリーで外観を維持したい(サインはほとんどメンテナンスフリーというか掃除なんかしてないでしょうけど)という時はこれが良いです。説明とは合わないような感じですが、サインでもたまに仕様で入ってます。多分設置環境によるニーズからだと思います。
●ウレタン樹脂塗装:ウレタン樹脂系の塗料での塗装
→ポリウレタン樹脂塗装とも言い、1液型と2液型があります。2液型は硬化剤を混ぜたもので、常乾でも乾燥が早いのですが、低い温度で加熱して更に乾燥を早めることが多いようです。ちなみにこの方法は焼付けとは言わず、強制乾燥というそうです。1液型は焼付けで2液型と同等の光沢保持性が得られます。塗装としてはメラミン樹脂塗装よりも上で、価格的にはフッ素樹脂塗装ほどでないといった感じです。
●日塗工:社)日本塗料工業会(JPMA/Japan Paint Manufactures Association)
→塗装の話しのついでに日塗工(にっとうこう←本当は「にっとこう」だと思うけどみんなこう呼ぶ)について書きます。日塗工の色見本というのはこの団体が建築物、構造物、景観設備、インテリアなどの塗料によく使われる色を選び、2年毎に発行しているものです。本当は次の版が発行されるまでの有効期限とされているのですが、仕様書なんかでずいぶん前の色番が書いてあったりして、それでも普通に製作されています。頭のアルファベットが何年度版かの表記でそのあとの番号で色を指定しているので、新版に同じ番号があればそれでOKとなっている様です。ただ時々削除されたものがあったりするので、できれば新しいのを買いましょう。ポケット版で¥1680です。購入方法はネットで調べて下さい。(日塗工で検索すればでてくると思います。)
●ステンレス:炭素鋼にニッケルとクロムを加えた特殊合金鋼、サビにくい。/SUS
→ニッケルとクロムの含有量で色々とありますが、うちで使ってるのはSUS304(クロム18%ニッケル8%程度含有、18-8ステンレスと言われます。)が多いようです。
サビにくいという特性から、溶融亜鉛メッキをかけずに使えるので塗装時の表面の仕上がりが美しく、生地を磨いての仕上げ(鏡面、H.Lなど)も可能で、強度的にも炭素鋼と同等に近いのでサインではよく使います。
ちなみにやったことはありませんが、ステンレスでもメッキをかけることはあるそうで、その場合は主に色が付いたりするようです。
→ニッケルとクロムの含有量で色々とありますが、うちで使ってるのはSUS304(クロム18%ニッケル8%程度含有、18-8ステンレスと言われます。)が多いようです。
サビにくいという特性から、溶融亜鉛メッキをかけずに使えるので塗装時の表面の仕上がりが美しく、生地を磨いての仕上げ(鏡面、H.Lなど)も可能で、強度的にも炭素鋼と同等に近いのでサインではよく使います。
ちなみにやったことはありませんが、ステンレスでもメッキをかけることはあるそうで、その場合は主に色が付いたりするようです。
●鏡面(きょうめん)仕上:SUSの生地仕上げの一つ
→SUSの生地をバフ研磨して鏡面状態(鏡のように写り込む)にする仕上げです。No.7仕上、No.8仕上とも言われます。(No.8のほうがより鏡に近いがNo.7までしかやってないところもある。)
●H.L(ヘアーライン)仕上:SUSの生地仕上げの一つ
→適当な粒度のベルト等で髪の毛(ヘア−)のように細かく細い磨き目をつける仕上げです。
程よい光沢感が好まれるようで、色んなところで結構見かけます。
→適当な粒度のベルト等で髪の毛(ヘア−)のように細かく細い磨き目をつける仕上げです。
程よい光沢感が好まれるようで、色んなところで結構見かけます。
●ビーズブラスト仕上:SUSの生地仕上げの一つ
→表面に細かいビーズを吹き付けて細かい凹凸をつける仕上げです。
個人的には鏡面は「ギラギラ」でビーズブラストは「キラキラ」という感じで、ビーズブラストの方が美しいと思います。でも、
これかなり高いです。
●2B(ツービー)仕上:SUSの生地仕上げ(?)の一つ/SUS2B材
→SUSの生地を適当な光沢を得る程度に冷間圧延した仕上げです。
通常サインでは塗装の下地としてこの仕上げが多いです。
というか部材としての製品の仕上げで、部材を入荷するとこの状態ということです。
●#400(よんひゃくばん)仕上:SUSの生地仕上げの一つ
→#400ベルトで研磨した仕上げです。
鏡面に近い仕上げと言われ、パッと見鏡面だと思われていることも多いと思いますが、並べてみるとやっぱり違います。
鏡面ほどは「ギラギラ」しませんが結構きれいで、わりと多く使われています。
●バイブレーション仕上:SUSの生地仕上げの一つ
→なんと言ったら良いでしょうか、H.Lは1方向に線が走ってますが、バイブレーション仕上げは不規則に円形や曲線で「ワシャワシャ」っとなってます。
う〜ん、バイブレーションでSUSの表面をワシャワシャにする感じです。(
「和紙仕上」というのを見たことがありますが、繊維が浮き出た和紙のような感じでこのバイブレーション仕上げの一種だと思います。写真は一例)
→なんと言ったら良いでしょうか、H.Lは1方向に線が走ってますが、バイブレーション仕上げは不規則に円形や曲線で「ワシャワシャ」っとなってます。
う〜ん、バイブレーションでSUSの表面をワシャワシャにする感じです。(
「和紙仕上」というのを見たことがありますが、繊維が浮き出た和紙のような感じでこのバイブレーション仕上げの一種だと思います。写真は一例)
●エッチング:酸による腐蝕で表面に模様や文字などの凹凸をつける技法
→きれいなビルの中とかでSUSの鏡面やH.Lの(銅なんかも多い)板などに模様や文字を浮き彫り(凹凸はちょっと)にしたやつありますね、あれがエッチングです。
あらかじめシルク印刷した模様や文字を強酸で腐蝕させて、その腐蝕の強弱で模様や文字の凹凸をつけています。
エッチングでは凹んだところに色を入れたりすことが多く、そのまま「色入れ」とか「凹部塗装」と呼びますが、黒の場合は特に「墨入れ」と呼んだりします。
高級な感じがするので、施設の銘版や史跡の解説板などによく使われてます。
→きれいなビルの中とかでSUSの鏡面やH.Lの(銅なんかも多い)板などに模様や文字を浮き彫り(凹凸はちょっと)にしたやつありますね、あれがエッチングです。
あらかじめシルク印刷した模様や文字を強酸で腐蝕させて、その腐蝕の強弱で模様や文字の凹凸をつけています。
エッチングでは凹んだところに色を入れたりすことが多く、そのまま「色入れ」とか「凹部塗装」と呼びますが、黒の場合は特に「墨入れ」と呼んだりします。
高級な感じがするので、施設の銘版や史跡の解説板などによく使われてます。
●銅合金:銅を主成分とする合金
→エッチングのところで「銅ブロンズ」というのが出てきたので、ついでに銅合金のことにもふれておきます。
まずブロンズ(青銅)というのは銅とスズの合金のことです。それから真鍮(ブラス/黄銅)は銅と亜鉛の合金です。
他にも赤銅(銅+金)、砲金(銅+スズ+亜鉛)などがあります。
サインでは主に写真のような銘板類で使います。
銅は空気中に含まれる化合物と非常に反応をおこしやすく、腐蝕が進むと緑青(ろくしょう)といわれる青緑色になります。
(十円玉の青くなったやつ見た事あるでしょう、あれです。)
ブロンズなどは合金なので純銅よりは耐食性に優れてますがそれでも緑青をふくようで、(博物館なんかのブロンズ像を思い出せ!)銘板なんかの場合は表面保護としてクリアーを塗ったりします。
逆にあえて緑青をふいた感じが良いからとそのままを希望されることがあるのですが、環境によって中途半端に変色してしまったり、部分的に緑青をふいて汚い感じになってしまったりするので、そういう場合は人為的に緑青をふかせた仕上げを勧めた方が良いと思います。
→エッチングのところで「銅ブロンズ」というのが出てきたので、ついでに銅合金のことにもふれておきます。
まずブロンズ(青銅)というのは銅とスズの合金のことです。それから真鍮(ブラス/黄銅)は銅と亜鉛の合金です。
他にも赤銅(銅+金)、砲金(銅+スズ+亜鉛)などがあります。
サインでは主に写真のような銘板類で使います。
銅は空気中に含まれる化合物と非常に反応をおこしやすく、腐蝕が進むと緑青(ろくしょう)といわれる青緑色になります。
(十円玉の青くなったやつ見た事あるでしょう、あれです。)
ブロンズなどは合金なので純銅よりは耐食性に優れてますがそれでも緑青をふくようで、(博物館なんかのブロンズ像を思い出せ!)銘板なんかの場合は表面保護としてクリアーを塗ったりします。
逆にあえて緑青をふいた感じが良いからとそのままを希望されることがあるのですが、環境によって中途半端に変色してしまったり、部分的に緑青をふいて汚い感じになってしまったりするので、そういう場合は人為的に緑青をふかせた仕上げを勧めた方が良いと思います。
●ステンレス部材:SUSのパイプやコラム、形鋼、鋼板など。
→鋼材(炭素鋼)のところで出てきたパイプやコラム、形鋼などはステンレスでもほとんどあります。ただし同じサイズのものがあるとは限らないので注意して下さい。(一部ですが、表を別添します。)炭素鋼のSS材、STK材、STKR材という呼び方に対してステンレスはSUS材とかSUS304材(SUS316・SUS430など他にもある)と呼びます。
→鋼材(炭素鋼)のところで出てきたパイプやコラム、形鋼などはステンレスでもほとんどあります。ただし同じサイズのものがあるとは限らないので注意して下さい。(一部ですが、表を別添します。)炭素鋼のSS材、STK材、STKR材という呼び方に対してステンレスはSUS材とかSUS304材(SUS316・SUS430など他にもある)と呼びます。
●SUS BOX:ステンレスの箱型の構造物
→前に出てきた「スチール骨材」と同じような感じの使い方です。構造として箱体になっていて外側がSUSの場合は中がどうであっても「SUS BOX」と書いてることが多いです。同じようにアルミの場合も「アルミBOX」と表記してます。ちなみに「パネル」と書くものもありますが、これは通常どう言ってるか(例えばハニカムパネル、ハニカムボックスとはあまり言わない)とか全体として表示板っぽい扱いかなとかいった部分で使いわけているので、それほど意味は違いません。「SUS BOX」と書いてあって多いのは中の骨組みはSS材やSTKR材で組んで、SUSの1.2tや1.5tの板で巻いたものです。(前に出てきた「スチール骨材」のところ参照)この構造のものは金額的に高いと思われていますが、一概にそうとも言えないんです。例えば450×150のL=1900なんてサイズのものだとSUSの□150×150×2.0tを3本あわせて継ぎ目を消してなんてやり方のほうが既製品を使うので安いと思うでしょう。(オレはそう思った!)ところがその方がSUSの部材が多くて高いなんてこともありました。ちなみに中の骨材がSTKR材やSS材の場合、溶融亜鉛メッキではなくサビ止め塗装の場合も多い(見えないしね)ので、なんでもかんでも溶融亜鉛メッキだと思うのはやめましょう。それから同じ構造でアルミでも可能ですが、アルミのボックスで骨組みが鋼材というのは実例としてあまり見た事はなく、アルミを巻いてる場合はむしろ骨組みもアルミ(型材)が多いようです。(鋼材とアルミとの相性の関係からだと思います。)
●SUS切文字:SUSの板から切り出した文字
→切り文字の場合切り出す板の厚みが文字の立上がり高になります。SUSの場合はレーザーで普通10mmくらいまでです。ただし10mmとなると切文字としては結構厚く価格的にも高くなるので、SUSの0.8〜1.5mm程度の切文字とアクリルの切文字(これは20mmくらいまでならある程度どこでもできる)とを貼りあわせて作る方法がよく使われてます。それから箱文字(次に出てきます)にしてしまうことも多いです。SUS BOXで話したのと同様にかえって箱文字の方が部材量が少なく安い場合(英字、漢字など文字の形にもよる)もあります。サイン本体にタイトルなどでつける場合は2.0〜3.0mmくらいの切り文字が多いです。まあどうやるにせよ、普通にカルの切り文字なんかでやるよりは当然手間もお金もかかりますが、やはりそれだけ良いものに見えます。
●SUS箱文字:SUS切文字の側面に板を溶接して箱にした文字(裏面は抜けている)
→前に出てきたとおり切文字の場合はSUSで10mm、アクリルとの併用でも30mm程度が限界ですが、箱文字の場合は側面にSUSの板を溶接していくのでかなりの厚みのものまで行けます。
ただしバランスもあるので文字のサイズや使い方(中に照明を入れてバックライト的に見せるなど)によって決まってきます。
箱文字を使用する場合は価格的にも高いので、それ自体がメインの表示であることが多いようです。
→前に出てきたとおり切文字の場合はSUSで10mm、アクリルとの併用でも30mm程度が限界ですが、箱文字の場合は側面にSUSの板を溶接していくのでかなりの厚みのものまで行けます。
ただしバランスもあるので文字のサイズや使い方(中に照明を入れてバックライト的に見せるなど)によって決まってきます。
箱文字を使用する場合は価格的にも高いので、それ自体がメインの表示であることが多いようです。
●抜文字:切文字とは逆に文字を切り抜いたもの
→上のEx.で切文字を抜いて残った方の板が抜き文字です。サインでは裏にアクリル板などを貼って内照式にしたりします。
これとやり方は同じですが、SUSなど金属系の抜き文字で裏に板をあてて文字が凹んだようにするとエッチングの彫りが深い感じのものになるでしょう、この方式を「ドライエッチング」と呼びます。
(普通のエッチングは薬剤で溶かすのであえて言えばウェットですね、でもそうは呼ばないです。)エッチングではあまり深い凹凸は出せないので、大きく凹凸を出したい場合に使います。
→上のEx.で切文字を抜いて残った方の板が抜き文字です。サインでは裏にアクリル板などを貼って内照式にしたりします。
これとやり方は同じですが、SUSなど金属系の抜き文字で裏に板をあてて文字が凹んだようにするとエッチングの彫りが深い感じのものになるでしょう、この方式を「ドライエッチング」と呼びます。
(普通のエッチングは薬剤で溶かすのであえて言えばウェットですね、でもそうは呼ばないです。)エッチングではあまり深い凹凸は出せないので、大きく凹凸を出したい場合に使います。
●象眼(ぞうがん):切り文字を抜き文字にはめたもの
→切文字を抜き文字にはめ込む方法のことを象眼と呼びます。
はめ込むわけですから当然同じ形で切ったものと抜いたものですが、色や材質、仕上などを変えるのが普通です。
(というかパズルじゃないんだから変えないと意味がない。)一番の利点はすり減っても表示が消えないということです。
近いところで探すとステイマークなんかで使います。
印刷と違って表示がすり減って消えちゃうなんて事はない(金太郎飴状態だからね)ですが、高いです。
他だとSUSに真鍮(赤銅とかかもしれない)の表示のものや切文字が乳半のアクリルで内照式になってるものなんかがありますが、この辺はかなり高そうに見えるので(たぶん本当に高い)有名な名所旧跡や高級店(料亭、ブランドショップ)なんかで見かけます。
※ここでちょっと遅くなりましたが注意!ここまで切文字、箱文字と呼び方に「文字」と入ってますが、当然図形なんかでも同じです。
それからSUSやアクリルに限るとかいうわけではないです。
全般に言えることですが、書いてあることが全てと思わないように!
●アルミニウム:ボーキサイトから抽出される比重2.7程度の軽金属/Al
→まず最初に「鋼材とアルミはまったく別のもの」です。鋼材は炭素鋼であれ、ステンレスであれ「鉄(Fe)」が主成分でしたが、アルミと呼ばれる金属(鉄と同様にアルミと呼んでいつも使っているのはアルミ合金)の主成分は「アルミニウム(Al)」(昔やった化学の元素記号を思い出せ!)です。アルミニウムの特徴は汎用の金属としては軽量であることと、表面に安定した酸化皮膜をつくるのでサビにくいということです。そうアルミもサビるんです。特に生地のままだとよくサビてます。白サビというやつです。(バイクとかチャリでアルミ部分が、塩をふいたようになってるの見たことないですか?あれが白サビです。)ただ前に書いた通りアルミは安定した酸化皮膜を作る特性があるので、鉄などのようにどんどんサビることはないですし(環境にもよりますが)、色も白なので「うわ〜サビた!」という感じはしません。ちなみにアルマイト処理というのはアルミを陽極酸化する処理のことで、人工的に安定した酸化皮膜をつくる処理のことです。(後ほど出てきます。)
●純アルミニウム:アルミ99%以上の材料
→JISで「A1〜(A1000系)」がこれです。サインの部材では見たことないです。
●アルミニウム合金:アルミを主成分とし、性質改善を目的にマグネシウムやマンガン、ケイ素、銅などを加えた合金。
→標識の基板に使っているのはA5052P、リブやTバーなどの金具、ACM-8の枠材とカバー、KPなんかはA6063S(←代表的なアルミ押出用合金、サッシなんかもこれ)、ACM-8の支柱はA6N01Sというアルミ合金を使ってます。A5〜(A5000系)はアルミ-マグネシウム系、A6〜(A6000系)はアルミ-マグネシウム-ケイ素系の合金です。他にも含有する元素によってA2〜、A3〜、A4〜、A7〜などがありますがそこまではよくわからないのでここまでにします。ちなみに標識のリサイクルなんかを考えると、前に書いた通り基板とリブで材料が違うので、別にしないとリサイクル材として使えないそうです。
●アルミ押出型材:アルミ合金を押出し成型した部材
→(注/アルミの場合はコラムやパイプ、アングルなども押出しで成型しているようでアルミ押出型材と呼ぶようですが、ここでは別物と考えて下さい。)普段使ってる「アルミ押出型材」という言葉はアルミ製のシステムサインの部材をさしていることがほとんどです。このアルミ型材の特徴は型を持っていないと作れないという点です。よく「○蔵(一応こうしとく)の型材」とか言いますが、あれは○蔵が持ってる型で押出した部材を使った○蔵のシステムサインということです。つまり○蔵製作所でしか作れないということです。これはすごいことで、例えば役所の設計書に○蔵の型材の図面が入っていると、元請けがどこであれ材料については○蔵に頼むしかないということになるんです。俗に言う「しばり」というやつです。(実際には100%ではなく、アルミ型材というだけで他社のものを押し込んだりもします・・・うちもやってます。)
→この先長くなるので、次回「保安サプライの型材」とします。
●アルマイト処理:アルミを陽極酸化させて表面に酸化アルミの皮膜を作る処理
→いきなり余談からですが、アルマイト処理は1924年(大正13年)に日本で生まれた技術だそうです。「アルマイト」なんてネーミングから、割と最近の技術かと思ったら結構歴史のある技術なんですね。色々調べてみると緻密な感じのする技術で、なるほど日本らしいと言えばそんな感じがします。前に電気メッキの話しをしたのを覚えてますか?特徴は汎用の金属としては軽量であることと、表面に安定した酸化皮膜をつくるのでサビにくいということです。そうアルミもサビるんです。特に生地のままだとよくサビてます。白サビというやつです。(バイクとかチャリでアルミ部分が、塩をふいたようになってるの見たことないですか?あれが白サビです。)ただ前に書いた通りアルミは安定した酸化皮膜を作る特性があるので、鉄などのようにどんどんサビることはないですし(環境にもよりますが)、色も白なので「うわ〜サビた!」という感じはしません。ちなみにアルマイト処理というのはアルミを陽極酸化する処理のことで、人工的に安定した酸化皮膜をつくる処理のことです。(後ほど出てきます。)
→いきなり余談からですが、アルマイト処理は1924年(大正13年)に日本で生まれた技術だそうです。「アルマイト」なんてネーミングから、割と最近の技術かと思ったら結構歴史のある技術なんですね。色々調べてみると緻密な感じのする技術で、なるほど日本らしいと言えばそんな感じがします。前に電気メッキの話しをしたのを覚えてますか?特徴は汎用の金属としては軽量であることと、表面に安定した酸化皮膜をつくるのでサビにくいということです。そうアルミもサビるんです。特に生地のままだとよくサビてます。白サビというやつです。(バイクとかチャリでアルミ部分が、塩をふいたようになってるの見たことないですか?あれが白サビです。)ただ前に書いた通りアルミは安定した酸化皮膜を作る特性があるので、鉄などのようにどんどんサビることはないですし(環境にもよりますが)、色も白なので「うわ〜サビた!」という感じはしません。ちなみにアルマイト処理というのはアルミを陽極酸化する処理のことで、人工的に安定した酸化皮膜をつくる処理のことです。(後ほど出てきます。)
●ベクトル画像とラスター画像
CG(コンピューターグラフィック)には大きくわけると2つのタイプがあります。
ベクトル画像とラスター画像です。ベクトル画像はうちで言うとイラストレーターの画像で、ベクトルと呼ばれる数式を使って直線や曲線を定義して画像を描きます。
これに対しラスター画像はフォトショップの画像で、ピクセルと呼ばれる四角いグリッドがたくさん集まっていて、一つ一つのピクセルに色を付けて画像を描きます。
CG(コンピューターグラフィック)には大きくわけると2つのタイプがあります。
ベクトル画像とラスター画像です。ベクトル画像はうちで言うとイラストレーターの画像で、ベクトルと呼ばれる数式を使って直線や曲線を定義して画像を描きます。
これに対しラスター画像はフォトショップの画像で、ピクセルと呼ばれる四角いグリッドがたくさん集まっていて、一つ一つのピクセルに色を付けて画像を描きます。
●画像解像度
解像度は1インチあたりのピクセル数で表します。これが「ppi(pixelperinch)」という単位です。「dpi(dotperinch)」はピクセルのことをドット(点)と呼ぶだけで、意味はほとんど同じようです。
72ppiは1インチの長さに72個のピクセルが並んでいるということです。ちなみに1インチ=25.4mmです
●画像解像度と画像サイズ
解像サイズとは実際の画像寸法のことです。画像については、解像度の数字ばかりを気にすることが多いようですが、実際には解像度と画像サイズは密接に関係しています。
写真などをスキャニングする時は実際の製作サイズを考えて、入力の解像度を設定してスキャニングしているのです。
デジカメのデータの場合はこの入力解像度が決まっている(もらった状態)ので、使えない場合があるんです
解像サイズとは実際の画像寸法のことです。画像については、解像度の数字ばかりを気にすることが多いようですが、実際には解像度と画像サイズは密接に関係しています。
写真などをスキャニングする時は実際の製作サイズを考えて、入力の解像度を設定してスキャニングしているのです。
デジカメのデータの場合はこの入力解像度が決まっている(もらった状態)ので、使えない場合があるんです
この画像を2000mm×2800mm(78.74inch×110.24inch)の標識板の裏面に使うとすると
たてのピクセルの数/864pixel÷78.74inch=about11.0ppiよこのピクセルの数/1296pixel÷110.24inch=about11.8ppi
(※画像データと製作する板のたてよこ比が違うので、違う数字が出てくる。)
高い方の118ppiにするとたてのサイズが864pixel÷11.8ppi=73.22inch(1860mm)となり板のたて寸に足りなくなるので、低い方の11.0ppiにしてよこ方向にはみだした部分をトリミングする。
結果は<2000mm×2800mm/11ppi>の画像になる。
解像度11ppiというと1inch(25.4mm)に11コのピクセルが並んでいるので、
25.4mm÷11コ=2.3mm
ピクセル1コの大きさが2.3mm×2.3mmということで、つまり2.3mmの四角の集まりの画像になるということです。
前回のラスター画像の緑の円は2mmの四角を並べて描いているので、それより粗い画像ということです。
※実際に加工する時は上の計算はPhotoShopが行うので、自分で計算するわけではないです。
●画素と解像度
前回デジカメの話しが出てきたので、ついでに画素と解像度の関係を説明します。
デジカメではよく「○○○万画素」と言いますが、じゃあ画素ってなんでしょう?
簡単に言うとピクセルのことです。100万画素といえばピクセルが100万個並んだ画像ということです。
正方形の画像で考えると1000コ×1000コのピクセルの画像です。
あとは画像サイズが決まれば解像度が、解像度が決まれば画像サイズが出てくるわけです。
前回デジカメの話しが出てきたので、ついでに画素と解像度の関係を説明します。
デジカメではよく「○○○万画素」と言いますが、じゃあ画素ってなんでしょう?
簡単に言うとピクセルのことです。100万画素といえばピクセルが100万個並んだ画像ということです。
正方形の画像で考えると1000コ×1000コのピクセルの画像です。
あとは画像サイズが決まれば解像度が、解像度が決まれば画像サイズが出てくるわけです。
●実際に使う画像解像度
実際にスコッチプリントで製作する場合の解像度は、製品によって変わってきます。
観光案内サインに名所の写真を入れる場合などは、近くで見るものなので最低でも100ppiはほしいところです。
デザイン室では200ppiを基本にしています。(雑誌なんかの画像で300ppi前後のようです。)
これに対してビルの屋上についてる看板や垂れ幕など遠くから見るものについては、あまり解像度を高くすると奥行き感がなくなりのっぺりとした画像になってしまうので、25ppi程度で十分だと言われています。
ここで注意、ここまではデータの解像度(入力解像度)について書いてきましたが、製品としての解像度はデータだけでなく出力するときにも求められるん
です。で次は、
●出力解像度
実際の出力装置が出力する解像度のことです。サプライで言うとスコッチプリントが出力する画像の解像度のことです。
上にデザイン室で作成するデータの解像度について書きましたが、データを200ppiで作っても出力解像度がそれ以下なら、製品の解像度は落ちるということになります。
佐沼のスコッチプリントの場合は25〜400ppiの範囲で出力できるので、データの200ppiと同等の解像度で出力できます。
(製品によっての解像度の判断は佐沼の佐藤さんに任せてます。←というかオレもよくわかんないので任せっきりです、すいません。)
ここ3回ほど解像度について書きましたが、とりあえずこれで一回終わりにします。
で、わかった?解像度は結構難しいので、気持ち悪くならない程度にがんばって下さい。
テストに出ます!
実際にスコッチプリントで製作する場合の解像度は、製品によって変わってきます。
観光案内サインに名所の写真を入れる場合などは、近くで見るものなので最低でも100ppiはほしいところです。
デザイン室では200ppiを基本にしています。(雑誌なんかの画像で300ppi前後のようです。)
これに対してビルの屋上についてる看板や垂れ幕など遠くから見るものについては、あまり解像度を高くすると奥行き感がなくなりのっぺりとした画像になってしまうので、25ppi程度で十分だと言われています。
ここで注意、ここまではデータの解像度(入力解像度)について書いてきましたが、製品としての解像度はデータだけでなく出力するときにも求められるん
です。で次は、
●出力解像度
実際の出力装置が出力する解像度のことです。サプライで言うとスコッチプリントが出力する画像の解像度のことです。
上にデザイン室で作成するデータの解像度について書きましたが、データを200ppiで作っても出力解像度がそれ以下なら、製品の解像度は落ちるということになります。
佐沼のスコッチプリントの場合は25〜400ppiの範囲で出力できるので、データの200ppiと同等の解像度で出力できます。
(製品によっての解像度の判断は佐沼の佐藤さんに任せてます。←というかオレもよくわかんないので任せっきりです、すいません。)
ここ3回ほど解像度について書きましたが、とりあえずこれで一回終わりにします。
で、わかった?解像度は結構難しいので、気持ち悪くならない程度にがんばって下さい。
テストに出ます!























